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偽りの夜空
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村人陣営
ホリー(14)
両親に「なぜか」兄妹二人で楽しんで来なさいと言われ、ここまで来た。
はずなのに、「なぜか」両親の顔が思いだせない。
かばんには編みかけのマフラーとスケッチブックなどが入っている様子。
子供っぽかったり、急に大人びたりする。
■賞金稼
ラルフ(23)
大人しく、仕事一筋な質素な青年。家族はいなく天涯孤独。基本人が良い、真面目な彼は、ずっと同じ町にて時を過ごす。
気のいい社長が、船のチケットをプレゼントをしてくれて、気乗りしないまま乗船。
半年前に恋人を亡くして、忘れないままでいる。
■霊能者
テッド(セオドア=フェルナンデ=ベルフィオーレ)(19)
シチリア島シラクサ出身。代々漁師の家系。大きな船に憧れて育ち、水夫として働きながら航海士の資格を得、八方に頼み込んでLe Reve des Etoilesのクルーに加えて貰った。
航海士であるが、下っ端のため雑用ばかり押し付けられている。
性格は前向きで世間知らず。さっぱりした風だが執念深く恨みは忘れない面もある。
自称・地中海の荒馬 シラクサの伊達男。
また本人が言うには風さえ吹けば星のない夜でも東西南北が分かるらしい。
■守護者
スティーブン(36)
インディアナ大学病院所属 准教授。何もないところでよく躓く。
部屋は二等客室。家族というものに憧れがある。
■村人
タバサ(31)
幼い頃から貧しく、さほど幸運とはいえない人生を歩んできた。
娼婦でこそないが、食べるためには春を売るのも厭わない現実的な考えを持っているものの、誰かがこの不幸から救ってくれるんじゃないかと夢を見ているところもある。
勤め先の店が潰れたものの福引きで船旅を引き当てた幸運で今までの不運を巻き返そうと夢見ている。
■占い師
パティ(29)
取材の仕事で船に乗る事になった。
全て経費で落とせるので、豪遊してやろうとたくらんでいる。
サバサバした性格で世渡り上手。
■村人
ベネット(22)
大学卒業旅行として友人と豪華客船の旅にやってきたはずなのだけれど、何故か友人が見つからない。さらに何故か友人の名前も顔も思い出せない。
とりあえずの目標は、旅を楽しむこと。
ただ、それに不可欠だったはずの友人の姿が見えないことに不安を感じてはいる。
見たくないものは見ないようにしようとする癖がある。
■人犬
フランシスカ(25)
プエルトリコ出身の25歳。
ダンサーとして働いていたのだが、オーナーに気に入られ、ここを任される事になった。管理する側は経験した事がなく極度の不安に陥っている。
元々あまり人に愛想の良い方ではなく、これを機にそれも治せとオーナーに言われたらしいが、放り投げられたも同然なので何をしていいのか右往左往している状態。
■村人
サイラス(28)
裕福な家庭に育ち何不自由なく育ったせいか少し甘ったれなお坊ちゃん気質。
この船に乗ることになったのもたまたま祖父の前でぽつりと希望をもらしたところ数日後にはチケットが用意されていた。お祖父ちゃんありがとう、でも私は何処でこの船を知ったのやら…。
無自覚の方向音痴、程度はかなり酷い
■村人
セシル(18)
ヨーロッパの音楽大学に留学中だがバカンスで帰省していた。
この船に乗って大学に戻るついでに、船内の演奏楽団に参加して小遣い稼ぎをする予定。バイオリン奏者
■村人
リンダ(20)
内向的だが少しミーハーな部分も持ち合わせる羊飼い。休暇を貰って憧れていた船での一人旅に地中海を選ぶ。出会いもあるかと期待。眼鏡が無いと殆ど見えない近眼。ドジでのろまな亀と言われた事もある。
■村人
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